どのご家庭にも、それぞれにその家の味というものが有りますが、カレーほど、それぞれのご家庭の味が出てくる料理もないのではないでしょうか。使う香辛料、使う具材、料理の過程で、それぞれの家の味が出てきて、とても興味深い料理だと思います。知人のお宅にお邪魔させて頂いて、カレーをご馳走になる時が有るんですが、「なるほど、こちらの味はこうか」と新鮮味を感じる事が大変多いです。どのご家庭も美味しく料理されていて、そして、拘りをどこかに感じられて、楽しいです。私は結婚して10年以上経ちますが、カレーは結婚してから変化した料理の1つです。独身時代の作り方と味で、初めて主人に食べさせたのですが、当然主人には義母の味が一番馴染んでるわけですから、全然違う味に大変驚かれました。そこで、私は、義母から作るルーや具材を教えて頂いて、主人が馴染んできた味に近づけるように料理してみました。
勿論、自分なりの作り方や好みも有りますから、そっくりには出来ませんが、今は主人は私のカレーを好んで食べてくれています。長年親しんだ味になってくれたのでしょうか。お皿に盛るカレーをいつも作りますし、それが一般的かと思いますが、たまに私は、応用として、和風のカレー丼を作ったりします。具材は親子丼の具材を使います。同じような味付けで火を通します。そして、卵の代わりに少量のカレーのルーを使うのです。トロトロになるほどルーを沢山入れないのがコツです。
でも、トロトロにする役目は片栗粉に担って貰うのです。何故なら、あまりカレーの味が濃いと、ただのカレーになってしまいますので。盛るのは、丼ばちに。食べるのはお箸。それだけでも、雰囲気が違います。是非お試し下さい。